マスクをつけて稽古は心肺機能は高められない、むしろ危険

考察

コロナ禍になってはや2年〜3年が経過しました。

剣道の大会などではマスクをつけて稽古、試合が行われるなど再開がし初めてきていますが、このマスクをつけて稽古などについて誤った情報が剣道関連動画などで見ることがあるので、少し考察をしていきたいと思います。

マスクをつけての稽古は心肺機能は高まらない

コロナになる前でもマスクをつけて稽古をさせる指導者がいました。

そういった指導者が口を揃えていうのは、呼吸する際の量が減ることでマスクを外した時にパフォーマンスが上がるという間違った知識によって子供たちを苦しめていました。

結論マスクをつけて稽古したことで、心肺機能は大きく高まりません。むしろ時期によっては熱中症を引き起こす可能性や、体が出来上がっていない小中学生や高校生は負荷がかかりすぎてしまい突然死などの危険を秘めています。

ある論文ではマスクをつけても摂取する酸素量には違いがみられなかったという実験結果もあるぐらいです。

結局呼吸がしずらくなるだけで、パフォーマンス向上にはなんら影響はないということです。

こうした間違った知識での指導は絶対にやめてほしいですし、剣道連盟や教育現場で徹底的に指導をしていただきたいです。

今もマスクをつけているけれど・・・

先に述べたように体が未成熟の子供にマスクをつけて稽古をさせるのは危険です。

スポーツ用のマスクが売られていますが、呼吸をしやすくメッシュになっているため感染予防にはなっていないのが現状です。

そんなマスクをして声を出して稽古をするぐらいなら、いっそ声を出さないで稽古をした方がまだマシなんじゃないかと思います。

子供に限っては、体育の授業などではマスクの着用は必須ではありません。外してもよいということになっています。

剣道も意味のないメッシュマスクをして声を出してやるぐらいないら、声を出さずにやった方が子供体の安全にもつながると思います。

とはいえ、もうすでに暫定ルールも出てしまっているので遅いんですけど

ガイドラインの見直しや子供も安全な剣道を取り組めるようなルール作りをしてほしいです。

じゃあ心肺機能や酸素量を増やすにはどうやればいいの?

心肺機能を高めるためには有酸素運動を続けていくことで鍛えることができます。

剣道はずっと打ち込みをやっていれば有酸素運動になるかもしれませんが、実際にはずっと動き続けることはなく見取り稽古などの足を止める時間も多くあります。

そのため剣道の稽古だけでは心肺機能を高めることは難しいため、トレーニングが必要となります。

具体的にはランニングや水泳などを継続的に行うことです。

またはマラソンや水泳選手のように高地トレーニングを行うことで高めることができるようになります。しかし、日本では高地トレーニング、かつ剣道をできるところはないので難しいです。

となると現実てきなのはトレーニングをしていくということになります。

まだまだコロナは終息する気配はありませんが、どうか正しい情報を取得、理解をして指導していきたいものですね。

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